はじめに
本稿では、OpenCV Libraryを使った 2Dでのカメラ校正をします。以下の2通りのプログラムを作成し、実行します。
- Find Chessboard Corners
- Single Camera Calibration
「Find Chessboard Corners」はチェスボード模様の「かど」を捜すプログラムです。そして、「Single Camera Calibration」はその「かど」を使ってカメラを校正します。それでは、参りましょう。
Find Chessboard Corners
このプログラムはチェスボード模様の「かど」を探します。
単に OpenCV機能の「findChessboardCorners() Function」を使うだけのプログラムです。「かど」のサイズはプログラムのソース中で指定しています。単純なプログラムですので、難しく考えない!(^o^)
Input 画像はこちら
6 x 6 のチェスボードの「かど」を探した結果がこちら
How it’s done: Finding Chessboard Corners. はこちら
Single Camera Calibration
このプログラムは一つのカメラを校正します。データ入力は Input Data File より行われ、校正に使用するパターン画像とそのサイズ、画像取入回数、データ出力ファイル名 (Output Data File) 等を指定できます。
プログラムスタート画面
「g」を入力して、校正を実行します。
校正の実行画面です。
校正終了後の修正画面です。
How it’s done: One Camera Calibration. はこちら
まとめ
如何でしたか。本稿ではOpenCV Libraryを使った カメラの校正をしました。2通りのプログラムを作成し、実行しています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。