Introduction
本稿では、Alexander Mock氏の Image Perception Packageのインストールに必要な「nose」をインストールします。以下のリストの順に説明します。
- 「nose」って何?なぜ「nose」が必要?
- nose Installation
- nose
- nose3
- nose2
それでは、参りましょう。
「nose」って何?なぜ「nose」が必要?
noseはPython unittestの派生モジュールで、その機能を補完します。このプログラムはImage Perception Packageで利用されておりますので、必須プログラムになります。
nose オフィシャルサイトでは、noseのメンテナンスは現在終了しており、nose2に移行しています。noseとnose3の違いは、現在調査中です。
nose Installation
とりあえず、nose, nose3, nose2の順にインストールしてみました。実際に必要なプログラムは、この中の一つだけでしょう。
nose
noseはnose · PyPIからダウンロード出来ます。展開したフォルダー中に「setup.py」を確認し、 Note to Users — nose 1.3.7 documentationに記載の通り、コマンドプロンプトに
@command prompt-> python setup.py install
と入力するとインストールされます。
Python 2.7を使用している場合は、エラーが無く、見事にインストール完了します。
Python 3.9を使用している場合は、エラーが発生します。理由はわかりません。ただ、nose Documentatiionの記載の通り、
@command prompt-> python3 setup.py install
と入力すると、エラー無しで、インストール完了している様子です。
念のために、
@command prompt-> pip install nose
と入力して、インストールすると、既に完了している旨をレポートされます。
nose3
nose3 もnoseと同様の方法でインストール出来ます。先ず、nose3 · PyPIから最新バージョンをダウンロードしましょう。推奨するインストール方法は、
@command prompt-> pip install nose3
と入力です。この方法だと、インストールの確認まで出来ました。
nose2
nose2 · PyPIから最新バージョンをダウンロードしましょう。Welcome to nose2 — nose2 0.6.0 documentationにて説明されているインストール方法は、
@command prompt-> pip install nose2
と入力です。この方法だと、インストールの確認まで出来ました。
テスティングはUsing nose2 — nose2 0.6.0 documentationに解説されていますが、当サイトではImage Perception Packageのインストールで成功すれば完了とします。少々お待ち下さい。
Conclusion
如何でしたか。本稿では、Alexander Mock氏の Image Perception Packageのインストールに必要な「nose」をインストールしました。これは、PLY File Import/Exportで使用予定のツールの一部ですので、インストールをお勧めします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。