Introduction
本稿ではOpenCV Optional Toolsのインストールと設定について、以下の項目を述べます。
- NumPy Installation
- Eigen Libraries Installation
それでは、参りましょう。
NumPy Installation
NumPyとは、科学的計算を行うPython Libraryの基本パッケージです。
Pythonがインストールされていれば、インストール方法はコマンドプロンプトにて下記のコマンドを実行するだけです。
Command Prompt -> pip install numpy
Eigen Libraries Installation
Eigenとは、行列の計算を補助するライブラリー群です。
ここでは、この Eigen Librariesをインストールしてみます。先ず、Eigenを下記のサイトからダウンロードします。
Download from Eigen
次に、Windows Terminal を管理者権限で開きます。
Installing Eigen using CMake
以下のコマンドを実行して、Eigen Librariesをインストールします。
cd build_directory cmake source_directory cmake --build . --target install
上記のbuild_directory は Eigen のビルドファイル群を置きたいフォルダーで、source_directory は Eigen のソースコードが保存されているフォルダーです。
CMakeの使い方は、https://hypermemorandum.com/prepare-for-qt-build-part-2-llvm-clang/が参考になります。
Command Prompt-> cmake source_directory
はEigen Installationの設定をします。
設定が終った処で次のコマンドを実行します。
Command Prompt-> cmake --build . --target install
このコマンドはEigen Librariesをインストールします。
無事に Eigen Libraries がインストールされると完了です。
Conclusion
如何でしたか。本稿ではOpenCV Optional Toolsに関し、NumPyとEigen Librariesを記載し、インストール手順を列記しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。